古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

読解、校訂

今年度受講の聴講生ですが、授業のスタートは5月の連休明けからです。先日その資料を受け取りに大学に行ったのですが、渡されたコピーの量にびっくり。梵文テキストはすでに持っているのですが、今年読むのはそのページ数にして約20ページ。それに漢訳と蔵訳を渡されるのだろうと思っていたので、それほどの枚数ではないだろうと思っていました。しかし、予想していたのをはるかに超える厚さの紙束を渡され、鞄がパンパンに(笑)。


それもそのはず、梵文テキストの他に、英訳、独訳、仏訳、和訳二種、漢訳三種、蔵訳二種、国訳大蔵経、ジュニャーニャシュリーバドラ註…など、あらゆる訳(と註釈)が網羅されていたからです。参照すべきものが多いのも、大変なことですね…。蔵・漢訳が主な比較対象なわけですが、机の上は大変なことになっております(苦笑)。


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