ジッポウ・チベット特集,イエス=仏教徒説
- 作者: 仏教総合研究所
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/06/27
- メディア: 単行本
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今日発売のようですね。チベットが特集されてます。近いうちに購入予定。
- 作者: エルマー・R.グルーバー,ホルガーケルステン,市川裕,小堀馨子,Elmar R. Gruber,Holger Kersten,岩坂彰
- 出版社/メーカー: 同朋舎
- 発売日: 1999/05
- メディア: 単行本
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こちらは現在はもう品切れのようです。たまたま入手させていただく。まだ読んでもないのに何ですが、こういうのって、ヨーロッパ文化の源泉がインドにあるとか、例の印欧語族やアーリア人神話とか、そういう思考の延長線上にあるのでしょうか…?
パンチャタントラやヒトーパデーシャとラ・フォンテーヌやグリム童話とか、ギリシャ懐疑哲学と「空」思想とか、さらにはウィトゲンシュタインまで、東へ西へこの手の話は尽きないわけですね。
神学者ブルトマンによれば、イエスとは誰か?はっきりとその人となり・人生は答えられないらしい。でも本書に言う「ほんのわずかなイエスの真のことば」がどうやらブッダの言葉に似てるらしい…と。じゃあブッダとは誰なんだ…??なんか堂々巡りな気がします(笑)。
イエスの生涯が分らないこと、そして彼についての著作がみんな神学的な著作であるというのは、ブッダにとっても同じこと。中村元先生でさえ、『釈尊の生涯』の中で、ブッダは最後の臨終の時まで仏教を説かなかった、後世の経典作者が”仏教という特殊な教え”を作ったということを仰ってるのですから。