古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

 あぁ・・・

今日は火曜日ですので、神田の市場(洋書会)へ行って参りました。水曜日の市会への出品物の搬入も兼ねて、車で古書会館へ。荷捌き場にて、カーゴ丸々2台分の本を車から降ろして、エレベーターに乗って、控え室に預ける。その後に、洋書会に行きますと、今日は、仏教関係の洋書がまとまって出てました。覚えてる限り、主だったものを書きますと・・・

  • Pali text society シリーズ約60冊
  • Journal of Pali text Society 20冊くらい(たしか)
  • Pali Tipitaka Concordance 

パーリ語関係はこのほかにも辞典やリーダーなど、いろいろありました。インドの出版物もかなり混ざってました。

サンスクリットでは、マイヤホッファーの語源辞典とか出てましたねぇ。小さな(B6判くらい)本ですが、値段がかなりするもの。

  • Manfred Mayrhofer, Kurzgefasstes etymologisches Woerterbuch des Altindischen (A Concise Etymological Sanskrit Dictionary), Heidelberg, 1956-80, 4冊
  • 翻訳名義大集』(鈴木学術財団)
  • 『梵蔵漢對照詞典』(安世興編著)

とりあえず、すぐに思い出せたのだけ書きましたが、この他にもいろいろと出ておりました。

これらを前にして、これくらいで落札できれば喜んで・・・という額を書いて入札しておきましたが、結果の方は、あぁ・・・悲しいかな、一つも落札できておりませんでした。結構入札が入ってましたし、高くなるだろうとは思ってましたが、面目無いです・・・(笑)。

あと、シュミットハウゼン氏の『アーラヤ識』(2冊)というのもあったなぁ。思い出すと色々出てきて、余計後悔しますので(笑)、この辺でやめときます。