古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

静岡行

先日書きましたとおり、今日は朝から静岡県に仏教書の買取に行って参りました。車で来ていた社長と駅で合流し、駅から程近いお寺さんへ。初めにざっと見させていただいてから、大蔵経や全集類の巻数をチェックする。先日も書きましたが、総巻数が多い各種大蔵経で、やはり揃っているのといないのとでは、古書価は大分違ってきてしまいますし、棚に巻数順に並んでればいいのですが、結構ランダムでしたので、箱詰めしてしまう前にやっておこうというわけです。


で、午後から運送屋さんスタッフ3人がいらして、箱詰めと搬出という流れでした。私はひたすら書棚から脚立を使って本を降ろす作業の繰り返しで、箱詰めと搬出は全てお任せ(笑)。相当な量で、ダンボールにして120〜150箱くらい。といっても、『大日本仏教全書』のような大きめのサイズは運送屋さんのあの正方形サイズのダンボールに詰めるのはちょっと向かないんですよねぇ。かといってそれより大き目のサイズにすると、持ち運びに支障をきたしますので、何ともしょうがないところ。しかし、果たして、それだけの量が倉庫に入りきるのだろうか…?というのは、作業中終始頭の中で自問自答していたところではあります(笑)。

挙げればキリがないですが、現段階では、これらのシリーズも含まれておりました、ということだけ。というか、画像が出るのを列挙しただけなんですが…。

原始仏教の教団組織〈1〉 (平川彰著作集) 宝性論 (インド古典叢書) 摂大乗論―和訳と注解 (上) (インド古典叢書)摂大乗論―和訳と注解〈下〉 (インド古典叢書)