東西の古代中世哲学
ここにも書きましたが、今週の洋書会には、古代中世哲学の一口ものの出品があり、私もその仕分け作業を手伝っておりました。アクィナスやドゥンス・スコトゥスなどスコラ哲学が主だったのですが、なかにはヘブライ語・アラビア語、インド仏教関係も混ざっており、なかなか珍しいコレクションでした。
西洋中世哲学となると、必然的にラテン語、ドイツ語、フランス語の本になりますし、その上、アラビア語からサンスクリットなどにわたるというガチガチの学術書ばかりでした。時間に追われての作業で、仕分けと陳列作業が終わったら、開札時間までそんなに時間が残っておらず、慌てていくつか欲しいものを中心に入札。なんとか、インド関係書とアウグスティヌス関係など少々落手できました。
今回、東西の中世哲学という非常に面白いコレクションを見せてもらいましたが、これだけの本を持っていらっしゃる方となりますと、どなたかなぁ…と想像を逞しくしないではおられませんでした。