古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

在野研究者の悲劇

来年度から、院に復帰する予定ですが、今現在の身分はどこにも所属してない在野研究者です。本を買うのも、学会に行くのも全部自腹です(笑)。

 

私が読んでいるテキストの写本はドイツのハンブルク大学に24種類保存されてることが分かってます。ネット上で公開されているわけではなく、一つ一つの写本が、経典のどこからどこまであるのかとかは分からず、ただその形式と枚数、書体や年代などの形態としての情報が分かるのみです。多いもので、1つの写本で300葉くらいあるものから、少ないもので50葉くらいまで、いろいろあります。

 

私が読んでいる部分のみをスキャンしてもらうというのはできないだろうと思って、試しに、24種類すべてをスキャンしてもらってDVDとかで送ってもらうにはどれくらいの費用がかかるか問い合わせてみました。

 

すると、なんと、その費用の見積金額は970ユーロ!!

 

((((;゚Д゚))))

 

自腹で出す余裕もないじゃないか…(笑)

 

院に復帰しても、研究費はそんなにないし…(笑)

 

どうするんだ…(笑)