古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

写本の調査

私の読んでるテクストは、写本が多くあります。唯一の校訂テキストが参照していないものも多い上に、その校訂テキストも厳密に各写本の異同について記していないため、いちいち各写本を見る必要があります。

 

東大にあるものだけでも13種あり、それ以外にもイギリスやドイツにもまだあります。

 

東大のは一つだけ貝葉写本があって、それが一番古い時代のものです。

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あとは皆近代のもの。字体も違いますね。

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この辺は現代の字体に近くなりますが、貝葉写本は読むのに時間がかかりました。 

 

最近は各写本についてその概要をまとめて、一年の終わりの研究報告書として準備しておりました。

 

サンスクリットだけでも辛いですが、チベットの註釈書か見ると、目が疲れてきますね。老眼には辛いです(笑)。

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