古本屋の研究日誌

古本屋として働きながら博士号を取得するまでの軌跡

忘れていた写本

早くも12月。今年も残すところ1か月を切りました。月日の経つのはあまりにも早い。ここのところ仕事が忙しく、研究の方はあまり進んでおりませんが、忙しい中でも研究のことは常に考えながら、日々過ごしています。正直、あまり余裕がないので😅

 

さて、ケンブリッジには、複写の申込と支払いを済ませました。3か月くらいかかるようです。それとは別に王立アジア協会所蔵の写本も1本あることを忘れてました。こちらは、校訂本で参照されているものですが、やはり見ないわけにはいかない...😅生憎、こちらもオンラインでは公開されておらず、また複写を頼まなければなりません。こうなったら、腹をくくってやるしかない😅

 

論文のアイデアはまだ練る必要がありそう。写本がこれまでの先行研究を裏付けてることが分かり、そうだとすると、そこから更に読み取れることはないか?他の文献も手広く調べる必要が出てきました。その辺をきちんと論じられれば、博論としてまとめられるんじゃないか、という感じになってまいりました。それによって、経典の成立状況の解明について少しでも寄与出来れば、と思います。

 

さて、先日書店に行って知ったのですが、立川先生の新刊が並んでいました。

 

 

買いたいけど、今はちょっと読めない😅